PXSM
2007年 10月 11日
アメリカに来てもうすぐ5年
未だに困ること、それは・・・
服のサイズがない
ワタクシはチビである。
態度と横幅、顔はでかいくせに
背丈と足の長さだけは人一倍短い
昔はこれをコンプレックスに思った時期もあったが、この歳になると全てを
遺伝子のせいにしてしまう
なので、アメリカで服を買う事はあまりなく、殆ど日本へ帰った時に買って帰る。
靴なんて特にそうである。
昔はショッピング大好きだった私も今は
買い物恐怖症(ただ金がないだけとも言う)
そんな私が思い腰をあげて、昨日ようやく
Scrubを買いに行った
Scrubとは、病院でナースやドクターが着てるあのユニフォームみたいなものである。
Scrubを着る事は、派手に私の夢でした。
重い腰をあげつつ、ウキウキしながらUniform shopへと向かう。
一歩店の中に入ると
Scrubしかねぇ
Scrubもデザインやスタイルが色々あって、この季節はハロウィーン用のスクラブがセールになってたりと季節物もしっかり取り揃えてある。
「うわ、結構いっぱい種類あるんやー、あの辺に飾ってるのが可愛いなー」
などと、全く仕事をすることは考えずスタイルばかりを考えるワタクシ。
とりあえずよく分からんので、店員のおねぇちゃんに相談。
「そうねぇ~、あなたはどう見てもPXSM(petite extra small)ね」
「それってズボンの事だけでしょ?」
「ええー、上はXSM(extra small)で大丈夫よ」
このPetite extra smallというのは、背丈が小さく、アメリカでは細めの人用に作られているサイズで、つまり結構多くの背丈の小さい私のようなアジア人はこの部類にあたるわけである。
背丈が小さい人、つまり股下の長さも短いわけである。
というわけで、試着してみた
ちょっと足の裾、引きずってますけど??
どんだけ足短いねん!と思いつつも、とりあえず靴をはけば普通だったんで、サイズはPXSMという事になった。
そこで「じゃ、今から好きな色選んでくるねー♪」と試着室から嬉しそうに出ると、お姉さん一言
「PXSMは、それ1つしかないのよー、ごめんなさいねー」
チビ、足が短い。。このお陰で、自分の気に入るスタイルや色を選ぶ権利なし
「あ、そう。じゃ、とりあえずこれでいいです」ととりあえず購入。
これからはオンラインで購入しようと思う(サイズさえ分かればね)
家に帰ってきて再び試着をし、マイケルに
「ちょっと、あんた記念(←何の記念やねん?っちゅー話やね)に写真撮ってやー(普段写真撮られるの嫌いなくせに)」と頼む。
「あんた、まだ働いてもしてないのに、なんで写真とるん?」と聞かれる。
「うるさいなー、とりあえずジンタマと一緒に撮ってや!」
「あんた、なんでスクラブ着てジンタマ抱っこして写真撮りたいん?」
「クリスマス用に・・・」
「あんた、アホちゃう?」
結局写真は撮ってもらえず、そのまま1人でスクラブを着たまま家の中で宿題をし、料理を作ったわけで
「あ~、スクラブを着て仕事をするのはもうすぐ!頑張れ!」
って思ってるところに、この前のアドバイザーの話を思い出した。
今回からアドバイザーが別の担当の人になったんだけど、これがまた結構強烈なお方で。。
人が一生懸命に質問してる時に、何気にその人を見ると
鼻ポジポジ
「どないやねん?」と思いつつも、色々と次のセメスターのプランを立てる。
私はこのセメスターが終わると、Nursing schoolにアプライするのでその話が中心である。
一番私の中(そしてこのアドバイザーの中)でネックになってる事、それはUT Hoursと言って、UTで取った科目の時間数があきらかに少なすぎる為、私の場合1ポイントしかもらえない事。(平均は皆4ポイントもらうらしい)
当然トランスファー組としては、損である。
「アプライする時にUT Hoursは12時間しかないんだけど、それでもアクセプトされた人はいるの?」と聞いてみた。
すると彼女の答えは
「そうねぇ・・・私の知る限りでは前のセメスター、その前のセメスターだと・・・・
誰もいなかったわね!」
つまり・・・「どういう事ですか?」
「そうねぇ・・早い話が1セメスター待って、更にどうでもいい適当なクラスを取って時間数を稼ぐしかないわねー」
適当なクラスとかいうけど、これもお金払わなあかんし、GPAにも響くのに・・
そんな、派手に最初から否定されても・・・
ま、とりあえずアプリケーション出すだけ出してみて、あかんかったらもう1セメスターまって、次は近くのコミカレにも出そうと思ってる。
今日も一句作ってみた
秋空も
私の心
冬景色
by ecotama
| 2007-10-11 04:49
| College