アメリカはテキサスにあるUniversity of Texas at Austinでナース目指して勉強中。日々思う事をかなり適当に書き綴る。目先の目標は2010年卒業。卒業した暁には値段を気にせず美味しい物をたらふく食べたいと願う。


by ecotama
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嬉しいと思える時


ここ2日間は昼3時から夜11時までのシフトをこなしている。
この2日間、6人の患者さんを自分1人で担当した。
じょじょに担当する人数を増やしていって慣れさせるらしい。

2日間連続で働いて同じ部屋を基本的に担当したので、患者&その家族とも顔見知りになる。
なので今晩働きに行った時には名前も覚えてくれていたし、昨日自分が着てたスクラブと今日のスクラブが違う事などもよく見ている(当然なんだけどね)。
この担当していた患者さんの中の1人は例のかなり暴力的な患者さんだったんだけど、自分が担当した昨日、今日と仏のように穏やかだった。
あまりのギャップにびっくり。
VSを取りに部屋に入ると、笑顔でハグしてくるし、いつも蹴られそうになりながらやってた血糖値を測るのも、笑顔でなんのその。
この患者さんの奥さんとは何度も会ってるので、よく会話する。
この患者さんの息子さんは日本に数年英語を教えていたらしく、この患者さんと奥さんも日本へ息子さんを訪ねて遊びに行った事がある事などを色々話してくれた。
なので、自分の名前を最初に見た時に「日本の人?」と聞かれた。
この患者さんも今日ようやくリハビリに移動して、帰り際にはハグで「じゃーねー」というと、「え?置いていくの?君はここへは残らないの?」と聞かれるまでになった。
後はしっかりリハビリを頑張ってほしい。

もう1人の患者さんは私のお気に入りだった。
彼女はもう80歳前なんだけど、元気なの。
「自分の事は自分でするのよぉ!」という気合いのものに、日々自分で出来る事は自分でする。
痛かろうが、動けるものなら自分で動く彼女、すごい。
カリフォルニアからオースティンにいる娘さんの娘、つまり孫の高校の卒業式に出席する為に来てる時にヘルニアがひどくなって手術した患者さん。
彼女の娘さんとその旦那さんが交代で泊まって世話をする。
なんかもう私たちの手伝いは必要ないぐらいに、ベッドメイキングやトランスファーなどをマスターしている。
「母がね、ああしろ、こうしろってちゃんと指示してくれるし、それにあなた達のやり方を見ながら勉強したのよ」と。
こうやって積極的にケアに参加する家族がいると本当に有り難い。
彼女のお孫さんは高校で日本語を取ってたらしく、すぐにこれまた自分が日本人だと分かったらしい。
この患者さんも今晩退院して行って、帰り間際に「あなたはきっと素晴らしいナースになるわよ。私はあなたに担当してもらえて本当によかったわ」と言ってもらえた。
こういう瞬間は嬉しいなーと思う。

この嬉しいと思う瞬間って自分が日本で働いてた時にはない感覚。
自分はこの感覚が欲しくてこの道に進んだ。
「よかったなー」「嬉しいなー」という感覚を持ちながら出来る仕事ってこれしかないと思う。
確かに「嫌やなー」とか「ちょっと怖いかも」とか思うこともあるけど、やっぱり最終的に「よかったなー」の方が勝つ。
最初は何だか強面で「ちょっと苦手かも」って思ってた人でも、暫くすると少しずつ打ち解けてきてくれて、少しずつ重い口を開いてくれるようになった時とか「よかったー」って思う。
こうなるとケアも全然やりやすくなる。

まだ一ヶ月も働いてないけど、毎日学べる事が出来るこの環境はすばらしい。
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by ecotama | 2008-06-12 14:58 | Job