日本人
2008年 08月 07日
どっから見ても日本人に見えへんこのワタクシ。
日本に居る時から日本人に見られへんから、慣れっこ。
タイ人とかベトナム人とかチベット人とか色々。
最近じゃ新たに日系か?と聞かれるようになって来た(それも日本人だと言う事を言った後にだ)
今日仕事に行くと、こんな自分宛に昨日担当してた患者さん家族から花束と赤いextra smallのcrocksの置き土産があった(もう退院した後だったんで)。
別にこんな綺麗な花を貰うほどのお世話が出来ていたとは思わない。
心辺りがあるとすれば、それは自分が日本人だからという事ぐらい。
この患者さんは自分が生まれるよりずーっと以前に沖縄にAir Forceとしていた住んでいたらしく、大の日本人好きだという事。
この娘さん(と言ってもうちのおかんと同じ歳)も未だに日本語を覚えていて、家族揃って大の日本人&日本好きという家族だった。
最初に病室に入って自分の名前をボードに書いた瞬間「日本人よね?」と聞かれて、そこから大の日本人好きである事が分かった。
その患者さんは脳出血で入院してきて、やはり少し性格も変わってくるような部分が出て来てしまってたらしいんだけど、自分がケアをしてる間はなぜか落ち着くらしく(日本人だから)、そういう理由で次の日もその人の担当になった(家族のリクエストで)。
んな訳で、日本人という事で何故かプレゼントまでもらってしまった次第だ。
逆にこっちがお礼を言わなきゃならんのだが、退院してしまった後だったんでお礼を言う事もできず申し訳ない。
アメリカに来てから何かしら日本人という自分のアイデンティティみたいなものを強く感じるようになった。
日本にいると自分は日本人、それだけ。
でもアメリカにいると色々な人種の混じり合った中での日本で生まれ育った日本人という自分の姿。
若い時はあまり日本人という自覚もなかったし、日本の良さみたいな物に目を向ける事もなかった。
アメリカに来てから、というよりもアメリカに住み始めて色々な文化に触れるようになってから、改めて日本の良さ、どれだけ自分が日本という国でどっぷり浸って育って来た人間なのかという事を思い知らされる。
日本の嫌な部分もあるが、逆に日本に居た時に日本の嫌な部分が別の方向から見えるようになって、実はそういう部分があるからこそ日本は戦後ものすごく成長出来た国なんじゃないか?とも色々考えたりするようになった。
日本のあの上下関係とか確かにうざいっちゃうざいけれども、お年寄りを尊敬するという意味では素晴らしいものなんじゃないか?とも思ったりする。
要は相手を敬う気持ちという事。
言葉でその尊敬の気持ちを表現できる日本語は改めて素晴らしい言葉だとも思う。
でも私は綺麗な日本語をきちんと使えない、いけてない日本人。
最近じゃ漢字なんぞ全く書けやしねぇ。。ひらがなでさえ最近は危うくなってきた。
今からヨガをして寝るべ。
この寝る前の20分ぐらいのヨガが一番気持ちいい。
ってかストレッチだけ?
by ecotama
| 2008-08-07 15:19
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