肉はどこから?
2006年 07月 18日
今日からまた新しい一週間の始まり、月曜日は特に朝から意味も無くだるい。
普通やったら週末ゆっくりしたから体は楽なはずやのに、月曜日ほど学校へ行くのが嫌な日も無い。
今日のクラスは珍しく最初からショートストーリーの話に入り、グループに別れてそれぞれ与えられた内容について自分の見解を述べると言った、珍しく授業らしき事をやった。
が、途中から話は完全に逸れていたけど(当然)。
私はいつも学校へ行く途中、家に帰る途中等は車の中で自分が「親父ラジオ」と呼ぶNPRを聞く。
これはNational Public Radioの略で、ニュースの他、珍しい音楽の紹介、作家や有名人との居たビューなど、かなり親父が聞きそうなラジオなので親父ラジオを読んでいる。
前はこの親父ラジオがうざいなーと思っていたんだけど、最近は朝からこの親父ラジオを聞かないと一日が始まらない。
アメリカで報道されるニュースは、どれもある側面からのみの一方的な事を報道してるデメリットと、あまり国際情勢に目を向けていないというので、私はあまりアメリカのニュースを見ない。
見るならBBCである。
今朝、その親父ラジオで面白い話を聞いた。
数人の対談なのだろうけど、1人はベジタリアン、もう一人もベジタリアン(過去はファーストフードとかをよく食べてたらしい)、そして後の1人はベジタリアンだったがやめた人。
途中から聞いたからよく内容は知らない(知らないんなら書くなって)。
アメリカにはベジタリアンが多い。
彼らがベジタリアンになる理由はそれぞれであり、例えば環境問題を考えてベジタリアンになる人、動物の権利を訴えてベジタリアンになる人、ただ単に肉が嫌いな人、肉にアレルギーのある人など様々である。
理由はなんであれ、彼らは肉を食べない。
インタビューを受けた内の1人の女性は、ベジタリアンとして生活し始めて数ヶ月経った頃から強烈に体調を崩しやすくなったらしい。
それでもまさかそれが食生活の変化によるものだとは思ってなかったらしく、暫くベジタリアンとして生活し続けてた。
ところが自分ではベジタリアンになれば健康になると思っていたのとは反対に、どんどん免疫力は低下して行き、ことあるごとに体調を崩し始めた。
そして再び食生活を戻してみる事にした。
すると結果は見る見る間に表れ、すぐに体調もよくなったらしい。
それから彼女はベジタリアンの生活とは決別し、バランスよく肉も野菜も食べるようになったらしい。
ただし、肉を摂取する量は本当に極力減らしているらしい。
確かに人間は人間として地球上に誕生した時から肉を食べてきた。
家畜というのではなく、その当時は狩で獲物をしとめてそれを仲間で分け与えて食べる。
彼らは獲物を殺し、全ての過程、つまり今の私たちが見ない過程を全て自分達でやってたわけだから、動物の命の尊さみたいなのも同時に学んだわけである。
この前、UC バークレーで教鞭をとるジャーナリストの人が「この前自分で初めてウサギを狩り、ウサギの肉をさばいた。とても辛くて食べる気があまりしなかったが、これが本当に肉を食べるという意味だと知った」と言ってた。
今の子供達はスーパーで並んでる肉がどういう過程で処理されてるのかも知らず、自分の食料として犠牲になってる事も実感出来ない。
確かに動物の権利や環境問題を考えてベジタリアンになるのは簡単である。
でもそれ以上に直ぐに改善できる問題を考えるのも大切ではないかと思う。
例えば、レストランなんかに行くと大量にある残骸物の中には大量の肉も入ってるわけで、消費量を考えるのも大切。
牛や豚などの置かれてる環境を変える事だって出来るはずだと思う。
狭い小屋に縛り付けるのではなく、放牧させて運動もさせ彼ら本来の生活スタイルに近づける事だって出来る。
余分な抗生物質等も与えず、育つまま育てる。
最近ではマクドナルドですら、こういった家畜動物の置かれる過酷な状況を考え始めており、そういった過酷な状況を改善しようと、色々な人達から話を聞いたりして改善する努力を始めているらしい。
私は別にベジタリアンが偉いとか、肉を食べる人はいけないとか思わない。
ただ皆がこういった家畜の置かれてる環境にもっと目を向けて、それが自分達の食生活、環境にどういった影響を与えているのかを考える機会があまりにも少な過ぎると思う。
家畜達の体内に溜まったホルモン剤が自分達の口に入り、自分達の体内にも蓄積されてるとか考えないんだろうか?
牛も豚も鶏も、自然な環境で育って欲しいと思うから、私は高くてもそういったレーベルのされてるものを購入するようにしている。
自分が出来る事から始めればいいんじゃないかと思う、大きなスケールで物事を見るのは大切だけれどもそこで悩んで自分には何も出来ないと考えるよりも、誰も知らない簡単な所から始めるのが一番いい。
今日は長々と書いてみた。
一日も早く、イスラエルが攻撃を止める事を、そして捕らえられた兵士達も解放される事願うばかり。
普通やったら週末ゆっくりしたから体は楽なはずやのに、月曜日ほど学校へ行くのが嫌な日も無い。
今日のクラスは珍しく最初からショートストーリーの話に入り、グループに別れてそれぞれ与えられた内容について自分の見解を述べると言った、珍しく授業らしき事をやった。
が、途中から話は完全に逸れていたけど(当然)。
私はいつも学校へ行く途中、家に帰る途中等は車の中で自分が「親父ラジオ」と呼ぶNPRを聞く。
これはNational Public Radioの略で、ニュースの他、珍しい音楽の紹介、作家や有名人との居たビューなど、かなり親父が聞きそうなラジオなので親父ラジオを読んでいる。
前はこの親父ラジオがうざいなーと思っていたんだけど、最近は朝からこの親父ラジオを聞かないと一日が始まらない。
アメリカで報道されるニュースは、どれもある側面からのみの一方的な事を報道してるデメリットと、あまり国際情勢に目を向けていないというので、私はあまりアメリカのニュースを見ない。
見るならBBCである。
今朝、その親父ラジオで面白い話を聞いた。
数人の対談なのだろうけど、1人はベジタリアン、もう一人もベジタリアン(過去はファーストフードとかをよく食べてたらしい)、そして後の1人はベジタリアンだったがやめた人。
途中から聞いたからよく内容は知らない(知らないんなら書くなって)。
アメリカにはベジタリアンが多い。
彼らがベジタリアンになる理由はそれぞれであり、例えば環境問題を考えてベジタリアンになる人、動物の権利を訴えてベジタリアンになる人、ただ単に肉が嫌いな人、肉にアレルギーのある人など様々である。
理由はなんであれ、彼らは肉を食べない。
インタビューを受けた内の1人の女性は、ベジタリアンとして生活し始めて数ヶ月経った頃から強烈に体調を崩しやすくなったらしい。
それでもまさかそれが食生活の変化によるものだとは思ってなかったらしく、暫くベジタリアンとして生活し続けてた。
ところが自分ではベジタリアンになれば健康になると思っていたのとは反対に、どんどん免疫力は低下して行き、ことあるごとに体調を崩し始めた。
そして再び食生活を戻してみる事にした。
すると結果は見る見る間に表れ、すぐに体調もよくなったらしい。
それから彼女はベジタリアンの生活とは決別し、バランスよく肉も野菜も食べるようになったらしい。
ただし、肉を摂取する量は本当に極力減らしているらしい。
確かに人間は人間として地球上に誕生した時から肉を食べてきた。
家畜というのではなく、その当時は狩で獲物をしとめてそれを仲間で分け与えて食べる。
彼らは獲物を殺し、全ての過程、つまり今の私たちが見ない過程を全て自分達でやってたわけだから、動物の命の尊さみたいなのも同時に学んだわけである。
この前、UC バークレーで教鞭をとるジャーナリストの人が「この前自分で初めてウサギを狩り、ウサギの肉をさばいた。とても辛くて食べる気があまりしなかったが、これが本当に肉を食べるという意味だと知った」と言ってた。
今の子供達はスーパーで並んでる肉がどういう過程で処理されてるのかも知らず、自分の食料として犠牲になってる事も実感出来ない。
確かに動物の権利や環境問題を考えてベジタリアンになるのは簡単である。
でもそれ以上に直ぐに改善できる問題を考えるのも大切ではないかと思う。
例えば、レストランなんかに行くと大量にある残骸物の中には大量の肉も入ってるわけで、消費量を考えるのも大切。
牛や豚などの置かれてる環境を変える事だって出来るはずだと思う。
狭い小屋に縛り付けるのではなく、放牧させて運動もさせ彼ら本来の生活スタイルに近づける事だって出来る。
余分な抗生物質等も与えず、育つまま育てる。
最近ではマクドナルドですら、こういった家畜動物の置かれる過酷な状況を考え始めており、そういった過酷な状況を改善しようと、色々な人達から話を聞いたりして改善する努力を始めているらしい。
私は別にベジタリアンが偉いとか、肉を食べる人はいけないとか思わない。
ただ皆がこういった家畜の置かれてる環境にもっと目を向けて、それが自分達の食生活、環境にどういった影響を与えているのかを考える機会があまりにも少な過ぎると思う。
家畜達の体内に溜まったホルモン剤が自分達の口に入り、自分達の体内にも蓄積されてるとか考えないんだろうか?
牛も豚も鶏も、自然な環境で育って欲しいと思うから、私は高くてもそういったレーベルのされてるものを購入するようにしている。
自分が出来る事から始めればいいんじゃないかと思う、大きなスケールで物事を見るのは大切だけれどもそこで悩んで自分には何も出来ないと考えるよりも、誰も知らない簡単な所から始めるのが一番いい。
今日は長々と書いてみた。
一日も早く、イスラエルが攻撃を止める事を、そして捕らえられた兵士達も解放される事願うばかり。
by ecotama
| 2006-07-18 05:26
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